#016 「レイヴカルチャー」について語る|映画『シラート』とレイブの精神性【手前のカルチャー】

#016 「レイヴカルチャー」について語る|映画『シラート』とレイブの精神性【手前のカルチャー】

オープニング・近況

は) 乾杯。

上) 乾杯。

は) この番組は、映画、音楽、アニメ、漫画など、「カルチャーをもっと知りたいけど、どこから触れればいいかわからない」というような方へ向けて、カルチャーをもっと身近に感じるための、入り口の手前までご案内していく番組です。私がカルエイティブ編集室の、はっしーこと橋本拓哉です。それと。

上) カルチャーは大体手前、上水優輝です。よろしくお願いします。

は) よろしくお願いします。というわけでですね、もう7月ですね。7月になりますと。

上) 確かに半年終わったね。

は) 半年終わりましたよ。どうでしたか、今年。

上) 今年はすごく良かったですね。停滞した上半期で、その停滞感を抜け出せそうだなみたいな気持ちになって終われるっていう感じ。すごくいい半年。

は) 停滞した上半期だったんですね。何かそういう映画とか。カルチャーの番組ですから。カルチャー的には印象に残っているのありますか。

上) カルチャー的にはですね、ほとんどインプットがなされなかった半年間だったかなっていう。映画の感想会をやってるんで、毎月1本は最低見てはいるんですけど、でもそういう義務的に毎月1本映画を見てみたいなレベルで、辛うじて繋がってる状況で。

は) なるほどですね。自分はですね、パパッと思い浮かぶ、今年入って見たやつで印象的だったのが、『ウォーフェア』から始まって『ブゴニア』やりましたね。あと『ウィキッド』とか。『マーティ・シュプリーム』、卓球のやつですね。で、『プロジェクト・ヘイルメアリー』とかあったし、『プラダを着た悪魔』。

上) あれも良かったですね。

は) 良かったですね。

上) 良かったですか。

は) で、つい先月かなっていうやつと、『シラート』。マイケルですね。マイケルジャクソンと、スターウォーズの『マンダロリアン』見てきましたね。

上) 忙しいね。

は) もっとねパッと今出てこない映画も観に行ってはいるんですけど、だいたい思いつくのがそんな感じで。あとですね、1月1日だったかな、元旦か1月1日か2日に『東京物語』見たんですよ。

上) 相当前の映画ですよね。

は) そうですね。小津安二郎、1953年の映画で。これがめちゃくちゃ良かったんですよね。何か名作として、よく名前があがって残ってるし、世界的にも評価されてる映画ってのは知ってたんですけど、観たことなくて。で、今見て、その時の流れに耐えうるものなのかなっていうのはあったんですけど、全然耐えてましたね。

上) 70年近く前でしょって。

は) 70年前の映画やけど、めちゃくちゃ良かったです。

上) すごいね。

は) 何か情緒がやばい。

上) 70年前の情緒が分かるんですかね。伝わってくるんですか。

は) 画角というか、何か映像がすごかったですね。これは残るわ、っていう感じでしたね。何かただおじいさんおばあさんの夫婦がこう東京に、息子の息子とかのところに上京してきて、何日かお世話になって、で帰るっていう話。

上) そんな話なんだ。

は) なんかね、見せてくるんですよね。

上) うん。設定だけ聞くとなんということもない話です。

は) 何ということもなさそうだけど、いや良かったですね。あれは。

上) ちょっと見てみたいな。これそれこそ映画の感想会は毎月やってますけど、一回それ選ばれそうになったんですが、選ばれなかったけど。見てみたいなと思ったんで、ちょっとチェックしておきます。

『マンダロリアン』と『マイケル』、上半期の映画から

は) いいと思います。で今回ですね、ちょっとここ最近、スターウォーズとかマイケルとか、いろいろやりましたけど、その映画見てきたんで、ちょっと軽く感想を述べていこうかなと思っているんですけど。まず『マンダロリアン』ですね。スターウォーズのやつは、自分はドラマシリーズはまだ見てなくて、シーズン1だけ最近見終わったんですよ。映画見た後にドラマ入ったって感じで。多分その流れが良かったのか、ほとんど多分スターウォーズ知らない人でも楽しめる映画だったんですよね。

上) そうなんだ。

は) で、逆にドラマを全部見てる人にとっては、ちょっとドラマの延長線上みたいな感じでノイズがあった映画でもあるらしいですよ。逆に知らなくてよかったっていう映画でしたね。なんかすごい新時代のスターウォーズって感じでしたね。7、8、9ができなかった入門をここでできてるっていう。

上) なるほど。

は) 良かったですね。何と言ってもキャラクターが良くて。ジャバ・ザ・ハットの息子が出てくるんですよ。ジャバ・ザ・ハットの一族って基本的にマフィアなので、悪い一族なんですけど、息子は悪くないんですよ。正義の心を持ってて、そこの葛藤も描くみたいなところがあって、いいやんってなります。

は) でね、マイケルジャクソンのやつですね。前回です。

上) 前回ですね。

は) まあなんかSNSとかでもすごい盛り上がってるし、何かよくここ最近マイケルめっちゃ音楽聞くようになったというか。何かラジオでも流れるし、テレビでも特集されてるし。で、何か改めてマイケルの凄さというか、再評価されてる感はあるんですけど。そういうマイケルのエンターテインメントを摂取する映画としては、もう100点満点でしたね。もう素晴らしかったです。でIMAXで見たんですよ。なのであの音響とかあの映像でマイケルジャクソンを堪能できるっていうのはすごい良かったですね。

上) ライブを見てるみたいな。

は) ライブ観てるみたいな。ただ、刺激映画としてはちょっと話が盛り上がらない、というか、ただただマイケルの人生の再現を見てるみたいな感じで。これってすごいのは映画じゃなくてマイケルだよなっていう。

上) なるほど、なるほど。

は) で、バッド・ツアーまでだったんですよね。クインシー・ジョーンズ期のマイケルジャクソン前だったんで。結局その人生ドラマとして成功して終わるっていう映画だったので、一応父親との、何か父親からの解放じゃないけど、虐待に近いようなトレーニングからの解放みたいなところはあるけど、何かちょっと弱いよなっていう。

上) なるほどね。その後の人生トータルで見た時の壮絶さが描かれなかった。

は) そうそうそうそう。その後が壮絶なんだろうよっていう。でもね何か続編も作るみたいな話があるらしいし、なんなら最初は3時間半とか4時間ぐらいで人生全部やる予定だったらしいんですよね。これは何かカット入って途中までしかできなくなったっていうところらしいので、後半にもちょっと期待したいなと思うんですけど。ただね、じゃあこの今回のマイケルでその人生全部やっちゃったら、もう最後どうなるかは我々は知ってるわけですよね。で、多分映画としてはいいけど、ここまで盛り上がってない、というか。何か映画館出た時に、こうハッピーな気持ちじゃなく、出てしまう映画になってたから。それはそれで多分どうなんだろうな。っていうのはありますよね。

上) 確かに。前編後編と分けてハッピー編と絶望編で両方見たら、すげえ落とされるみたいなのもなんかいいかもね。

は) そんな感じでしたね。

上) マイケル、なるほど。

『シラート』という映画

は) で、もう1本最近見たやつで、すっごい良かったのが、『シラート』って。

上) めちゃくちゃ話題になってない?

は) 今めちゃくちゃ話題になってるんですよ。で、なんかもう基本的に「ネタバレNG」という言葉自体がもう俺は嫌いというか、それがネタバレじゃんって思うんですけど。公開初日とかに何の前情報もなく行ったんですよ。何かすごいらしいよ、ぐらいで。で、やられましたね、この映画は。

上) スペインか何かの映画だった?どこの。

は) スペイン制作で、モロッコの砂漠で撮ってる映画なんですけど。間違いなく今のところ今年ベスト9の映画かなと思ってますね。

上) 何か噂によると、マッドマックス的な感じの香りがするみたいな話もあったけど、そんなことない?

は) そうね、大きいトラックに乗って砂漠を走るので、その絵がマッドマックスっぽい感じ。

上) なるほどね。そういうところですね。

は) そのマッドマックスみたいな、ヒャッハーな映画ではじゃないんだ。

上) 映画なのかなって思いましたね。

は) 違うんです。そんな感じではないんです。ちょっと今回シラートの話をメインにしていきたいなと思ってるんですけど、何分、前情報ないようにあんま喋れないんですけど。

上) ネタバレ元気なんでしょうね。

は) モロッコの砂漠で撮られた映画で、今のところカンヌ映画祭で4部門か何か、審査員賞とか、4部門ぐらい取ってるらしくて。で話の流れとしては、レイブパーティーが出てくるんです。レイブパーティーに参加したまま失踪してしまった娘を、お父さんと息子だけ、弟ですねが探しに行く。その娘を探しに行くレイブパーティーにっていう話なんですよ。

上) そうなの(笑)。そんな話ばっかりじゃないでしょ。

は) そのレイブパーティーが出てくるんで、レイブとはなんぞやっていうところまでは話していいだろうと。

上) よくね、レイブパーティーみたいな言葉が流行った頃あるし、なんかイメージで言うとね、やっぱ薬物の温床みたいなイメージがあるじゃないですか。

は) 一般的にありますね。

上) そんなイメージしかないです、僕は。あの解像度でいうと。

RAVEカルチャーとは何ぞや

は) といったところで、RAVEカルチャー、レイブパーティーとはなんぞやっていう。

上) お願いします。

は) とはいえ、自分もRAVEには行ったことはないし。クラブにはあるけど、じゃあクラブとレイブって何が違うんだとかもあると思うんですよ。で、レイブカルチャーっていうか、レイブの定義付けとしてですね、まず野外とか倉庫とか特別な会場を借りるじゃなくて、そういうどこにでもあるような場所で、だいたい一晩中行われる大規模なダンスイベントっていう感じなんですよね。

上) じゃあ音楽的なジャンルは別にそこに関係ないんだ。どっちかっていうと、そういう環境みたいな方が定義でいうと。

は) で、毎週決まった場所で行われるクラブイベントとかとは違って、基本的には一回限りとか、もしくは年一回とか、もしくは3日間だけとか、そういう感じで開催されることが多い。で、規模も通常のクラブとかよりも全然大きい。野外フェスみたいな感じ。

上) フェスほどちゃんとしてないフェスみたいな感じ。

は) そうですね。で、特徴としてはすごい巨大なサウンドシステム。スピーカーをこう要塞みたいな感じで組んで、とにかく爆音出す。で重低音がどんどん体に響く距離感で踊るっていうやつとか。あとはレーザーライトですね。緑色のとかの演出があったりで、決定的にクラブと違うなって思ったのは、クラブはDJがいるじゃないですか。

上) いますよね。

は) で、アーティストが正面で演奏なり色々してるっていうのと比べて、レイブカルチャーは主役がいないんですよ。その回す人はいるけど回す人が主役ではない。音楽そのものとその場ですかね。集団で踊るっていう体験そのものが主役みたいな感じなのがレイブカルチャーですね。

上) じゃ、ちょっとノリが違うって感じなのか。DJが盛り上げるとかその感じじゃなくてとかね。

は) 全員が前を見てこう盛り上がるって感じじゃなくても、一人一人向いてる方向は。

上) 違う感じですか。楽しそう。うん、そっちの方がいいわ(笑)。

は) で、あとはファッションですね。クラブとかディスコとかって、特にディスコなんですけど、ドレスアップをするっていう文化、カッコつけるっていう文化があるんですけど。レイブカルチャーはもう基本的に屋外なので、何か普段着のままというか、そのまま、むしろなんなら小汚い格好。

上) 汚れてもいい格好ですね。

は) で、これって60年代のヒッピー文化からこうRAVEカルチャーって繋がっていくんですよ。接続されるので。ヒッピー的なちょっとサイケデリックなノリがあるのがRAVEですね。

上) なるほど。イメージは何かあるけど、改めて言語化されると確かに、っていう感じがしますね。そういうイメージって感じ。

レイヴの誕生と、日本への伝来

は) いつからやりだしたかっていうと、80年代後半らしいんですけど、あるイギリスのDJ4人組が何かバカンスに行ったらしいんですよね。87年にバカンスにDJ4人で行って、で、そこのクラブで当時はシカゴハウスとかディスコとかなんですけど、何かそういうのが流れてるクラブでの体験にすごい衝撃を受けたらしくて。で、その島でのそういうDJプレイと、反復するビートみたいなのに衝撃を受けて、その続きをやり続けるためにクラブをオープンするんですよ。そこで流してたアシッドハウスっていうジャンルのハウスミュージックで、すごいずっと4つ打ちで反復する中で、こう宗教的体験を得たらしいんですよ。

上) その4人の誰か。

は) が、そろそろ全員でおんなじ動きをして、音でずっと反復して、ずっとビートがあって、でそれプラス薬物ですね、MDMAでもう完全トリップした状態で、これはいいんじゃないかって始まったのがレイブパーティー(笑)。

上) それがきっかけなんだね。それがこれいいかもってなって。

は) それっていうのが88年とか89年。

上) でもスタートから薬とセットだったね、体験がもう。

は) そうそうそう。でだんだん流行ってて、いろんなとこに派生してて、1個のムーブメントみたいになって。

上) たって感じですね。そうなんだ。

は) なので最初からある場所でアシッドハウスを流すとかじゃなくて、やっぱり自分たちで作り上げるみたいな。ちょっとDIY精神みたいなところが強いカルチャーではある。

上) んですよね。なるほどね。

は) その場所すら自分たちで作るみたいな。で、その後ですね、1994年にイギリスであまりにもRAVEカルチャーが無許可で野外でやるっていうのは拡大しすぎたし、薬物の蔓延してたんで条例を出すんですよね。その条例がですね、20人以上の集会で主として反復するビートの連続によって特徴付けられる音。

上) が、ダメと。具体的だね。

は) そうなって。で、これに反発したDJでテクノユニットAUTECHREっていう人がいるんですけど。これのちにレディオヘッドにすごい影響を与える人達なんですけど、反復するビートの定義に当てはまらない楽曲を作って。

上) やるんですよ。なるほどね。反復しないと。

は) で、警察に絡まれた際は弁護士と音楽学者を同席させ、音楽が反復的でないことを証明せよっていう警告文付きでアルバム出したりとか。

上) なるほどね。面白いね。

は) まあそうですね。そういう反政府的な精神もあるのがレイブカルチャー。で面白いのが、警察にばれないように、あんまりフライヤーは配らないらしいんですよ。

上) 事前に止められちゃうから。

は) そう。口頭ですね。今日あそこであるらしい。

上) 秘密結社っぽいね。

は) そんな感じのRAVEカルチャーですね。

上) 面白い。週末はこだわるらしいよって。

は) あそこでパーティーやるらしいみたいな。山で。そうですね。日本でもですね、RAVEってあったらしくて。RAVEがイギリス本国で盛り上がると、日本にも入ってくるんですけど、日本初の商業レイブっていうのが92年にあって。商業的なレイブですね。ちゃんとした理由というか、何だろうね、野外でやる。

上) レイブってのはちゃんとしてないのが何なのか。

は) もうこれも日本特有のよくわからないやつですよ。日本初の商業レイブをちゃんとやってみた。横浜ベイサイドクラブでやってるんですけど。

上) もういきなり。

は) これがねTK RAVE FACTORYっていうやつで、仕掛け人は小室哲哉で。

上) あのTKか。小室かい。

は) そうそう。小室哲哉が日本にレイブを。

上) そうだそうだ。

は) でこのイベントに合わせて結成されたのがTRFらしいです。

上) 俺も初めて知ってる。そうなんだ。全く繋がらなかったけどね。マジでTKがなんやって。だいぶポップだけどね。

は) でも確かにTKの作る音楽ってこうトランスとか何かこうビートが効いてる時期もあったので、単純に好きなんでしょうね、小室哲哉こういう電子音楽テクノとかで。

富士山麓のRAVE、そしてバーニングマン

は) 野外の大規模なレイブも、96年に富士山のところであったRAINBOW2000。

上) フジロックより後なんじゃないの。

は) フジロックの1年前なんですよね。

上) 1年前か。

は) ヘッドライナーUNDERWORLDで。何ならこれの影響で、というかこれがあったからフジロックが翌年にここでできるんじゃねみたいな、場所が一緒なんですよね。富士山の麓。でフジロックへの流れにも繋がってるっていうとこだし、フジロック自体がちょっとレイブっぽさもありますよね。

上) イメージ。

は) 山奥で。

上) そういう感じのエリアがありそうな。

は) 日本でもあったっていう感じですね。

上) 今でも多分やってるのかな。

は) どうなんですかね。

上) 屋外で突然はやっぱできないから、やっぱりどっかのそういうクラブとかでレイブっぽいことをやるみたいな。レイブっぽいことってちょっとわからん。結局さっきの定義から言うとレイブってのがないよね。どっかの場所でやったと思ったらね。

は) そうですよね。許可を取ってでも野外でやることですかね、レイブさって。

上) ああそうなんですね。

は) っていうかあれですね、その主役がいないっていうのがやっぱレイブってなって思いますね。音楽そのものが主役というか。

上) レイブとは。ゲームの中で。

は) 厳密に言うと違うんですけど、あのバーニングマンっていうフェスがありまして。これ結構前から一度は行ってみたいなって。

上) 物々交換みたいなやつだ。

は) そうそうそうですね。86年ぐらいから始まった、アメリカのフェスというかコミュニティーというか、お祭りで。砂漠に1週間だけ街を作るんですよ。で、中ではレイブパーティーもあるし、何かダンスとかDJとかもあるんですけど、基本的には出演者は何かしらしないといけないっていうのが、出演者というか、そこに行く人。何か絵を描くでもいいし、何かしらこう発信をするっていう場でもあるし。お金のやりとりが禁止されてるエリアなんですね。なので、何かが欲しかったらこっちが与えて返してもらうみたいな。物々交換ですね。で、1週間過ごす砂漠の真ん中でみたいなお祭りがありまして、そこもレイブパーティーをやってるんですよね。何かなんだろうな、レイブが持ってるDIY精神とか、反社会というか、反商業主義みたいな、1種のコミュニティーを作るみたいなっていう思想を、レイブっていう音楽を超えて、何かアートとか経済圏みたいなところまでやる。何か実験的なパーティーで、何か結構イメージRAVEのイメージに近いなっていう。

は) 拡張されたレイブって感じだね。ちなみにこれ日本でもやってるらしくて、バーニングマン。

上) バーニングマン?どこ、鳥取砂丘とかでやるの。

は) いやでも関東だった気がするな。群馬とか栃木とか、何かその辺の山奥だったか。ちょっと気になるんですよね。

上) 怖いな(笑)。どんな人が来るんだろうって。

は) 交換するコミュニケーション能力を発揮できず、何も交換できないまま白骨化しそう(笑)。

上) 確かに怖いですね。

『シラート』が描いたレイブの精神性

は) で、そういうレイブカルチャーを扱った映画が『シラート』っていう映画なんですけど。

上) まさかそんな映画とは。

は) なので登場人物もレイバーと言われるレイブに参加する人が出てきまして。単なる音楽を楽しむイベントではないわけですよね、レイブって。なんかちょっと精神性というか宗教観というか。

上) トランスに入っちゃってるみたいなね。

は) そうそうそう。で、これ今回その『シラート』っていう映画を作るにあたって、その監督が残したかったことは何か。レイブを通して体験した自分の体験をみんなに知ってほしいっていうのがあって、今回この映画を作ったらしいんです。で、その体験ていうのがずっと踊ることで、何かこう自我の解放じゃないけど。

上) 踊り念仏と一緒でしょ。

は) そうそうそうそうそうそう。なんかこう一体感、自分とはみたいな。何かそういうのを体験したらしくて。でそれを残したいということで、今回これを作られたそうです。で映画見て、そうねそういうことが言いたいんだろうなって。一回ではわからないと思いますけど。

上) 一回でわかんないの。

は) 何回か見たらわかると思います。

上) 面白いです。いやちょっとね、今日の話を聞いてみてみたいと思った。なんか僕の中ではスペイン版マッドマックスで止まってたイメージ。

は) たぶん優輝が好きだと思います。

上) 本当ですか。ちょっと楽しみだな。

劇場選びについて

は) で、これもよく言われてることなんですけど、できる限りDOLBYシネマ。

上) 迫力あるんだそう。

は) 音がいいところ。

上) のやつですね。

は) そうそうそうそう。極力低音が出るといいね。あのね俺が見たのが、ミニシアターだったんですよ。福岡にあるKBCシネマですけど。ちょっと音がね、物足りなかったかなっていうのがあるんですよね。なので。

上) ドルビーシネマでもそう。

は) ドルビーシネマね、福岡ないんですよね。シラートをやってるドルビーシネマの映画館が。

上) ドルビーシネマ自体はあるんだっけ。

は) はありますね、博多駅に。山口にあるんですけど、下関ね。ちょっとそこまで行くかっていうぐらい。

上) ちょっといいですね。いやちょっと見たいな。結構見たい映画ですね。

まとめ

は) ぜひぜひ。といったところで、今回はちょっと、上半期の映画まとめみたいな、レイブカルチャーについてみたいな感じでした。

上) 今日は面白かったです。

は) ありがとうございました。そうですね。この番組の文字起こしや関連記事はculative.comで掲載されてますので、ぜひご覧ください。それではさようなら。

上) さようなら。

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