109シネマズ大阪エキスポシティ IMAX|席選びと遠征の価値

109シネマズ大阪エキスポシティ IMAX|席選びと遠征の価値

ビル6階分の高さのスクリーンが、視界の上から下までを映像で埋めてくる。

名称

109シネマズ大阪エキスポシティ シアター11(IMAXレーザー/GTテクノロジー)

場所

大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内

スクリーン

高さ18m超 × 横幅26m超

座席数

407席(一般358・エグゼクティブシート46・車椅子席3)

料金

一般2,000円+IMAX料金800円=2,800円

最寄り駅

大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩2分

公式サイト

109cinemas.net/osaka-expocity/

  • IMAX独自の1.43:1の画角をそのまま映せる、国内2館のうちのひとつ
  • 座席はG・H列(エグゼクティブシート)が中心。F列でも近すぎず、A〜C列は見上げる角度がきつい
  • 映画を観れば駐車場は3時間無料。上映の前後はEXPOCITYと万博記念公園で過ごせる

国内に2館しかない、ほぼ正方形のスクリーン

109シネマズ大阪エキスポシティの外観
EXPOCITYの観覧車の隣。壁面のIMAXのロゴが目印になる

一般的なIMAXデジタルのスクリーンは横長で、通常の映画館より上下が少し広い程度にとどまる。IMAXフィルムカメラで撮られた映像の本来の比率は1.43:1で、ほぼ正方形に近い。この比率を切らずに映せる劇場は、日本ではグランドシネマサンシャイン池袋と、この109シネマズ大阪エキスポシティの2館しかない。

スクリーンは高さ18メートル超、横幅26メートル超。映写には4Kのツインレーザープロジェクターを使う。IMAXカメラで撮られた場面に切り替わると、黒い帯だった上下が映像で埋まり、画面が縦に伸びる。横に広い画面には慣れていても、上下に広がる画面は通常の映画館では体験できない。

IMAXシアターのスクリーン全景
上映前。手前の人影と比べると、スクリーンの高さが分かる

音響は12chのサウンドシステムで、天井と両サイドにもスピーカーを足している。音は前からだけでなく、頭上と左右からも届く。画面の大きさに音の広がりが追いついているので、どの方向にも映像の外側を感じにくい。

ロビーにはIMAXフィルムの展示

『オデュッセイア』の装飾が施された外観
公開中は、建物の1階の壁面が『オデュッセイア』一色になっていた

作品に合わせた装飾もある。クリストファー・ノーラン監督『オデュッセイア』の公開時には、建物の壁面一面に作品のビジュアルが貼られていた。

館内には、ノーラン作品のフィルムを収めたケースが置かれている。『オデュッセイア』『ダークナイト』『ダンケルク』のフィルムが並ぶ。3本とも、IMAXフィルムカメラで撮影された場面を持つ作品だ。上映前に、スクリーンに映る映像の元がどんなものかを実物で確かめられる。

ノーラン作品のフィルム展示
上から『オデュッセイア』『ダークナイト』『ダンケルク』

座席の選び方:G・H列が中心、F列でも近すぎない

シアター11の座席表
予約画面の座席表。G・H列の「EXE」がエグゼクティブシート

座席はA〜F列の前方ブロックと、通路を挟んだG〜M列の後方ブロックに分かれる。最も見やすいのは、後方ブロックの先頭にあたるG・H列のエグゼクティブシート。スクリーン全体を無理なく見渡せる位置にあり、座席幅が広くサイドテーブルも付く。シネマポイント会員なら通常の料金で座れる。

後方ブロックの最後列にあたるL・M列でも、迫力はほとんど損なわれない。スクリーンが大きいぶん、後ろに下がっても画面が小さく感じにくい。

前方ブロックの最後列、F列は近すぎるかと思われがちだが、気にするほどではない。視界全体がスクリーンになり、むしろ映像に包まれる感覚が強くなる。避けたいのはA〜C列で、スクリーンの上端を見上げる角度がきつくなる。

F33からのスクリーンの見え方
F33からの目線。上映前のマナー映像でも、画面が視界からはみ出す

上映の前後はEXPOCITYと万博記念公園で

劇場はEXPOCITYの中にあり、上映の前後に買い物や食事ができる。駐車場はららぽーとEXPOCITYと共用で、映画を観れば3時間無料になる。長い作品を観たあとに食事をすると3時間を超えやすいので、時間の配分には気をつけたい。

少し歩けば万博記念公園で、太陽の塔も見に行ける。IMAXが世界で初めて公開されたのは、1970年の大阪万博だった。その会場の跡地で、IMAXフィルムの映画を観ることになる。

混み具合は作品に左右される。『オデュッセイア』の上映では、シルバーウィーク中日の日曜に8割ほどの席が埋まっていた。IMAXでの鑑賞を前提にした作品ほど、早めの予約が必要になる。ネット予約は上映2日前の0時から始まり、シネマポイント会員はさらに早い3日前の21時から取れる。G・H列を狙うなら、会員の先行販売で押さえるのが確実だ。

IMAXフィルムの作品を観るなら、遠征する価値がある

IMAXフィルムカメラで撮られた作品を、本来の比率で観たい人に薦める。西日本から観に行くなら、選択肢は実質この劇場だけになる。九州からでも、足を運ぶ価値は十分にあった。

ノーラン作品のように、IMAXカメラでの撮影を前提にした映画は、通常のスクリーンではその画面の形が伝わらない。

一方で、IMAXカメラで撮られていない作品は、上下にスクリーンが広がらない。そうした作品のために遠方から来る理由は薄く、近くのIMAXシアターで十分なことが多い。

実用メモ

  • アクセス:大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩2分
  • 駐車場:ららぽーとEXPOCITYと共用。映画鑑賞で3時間無料
  • 料金:一般2,000円+IMAX料金800円。エグゼクティブシートはシネマポイント会員なら通常料金
  • 座席:G・H列が最良。L・M列、F列も迫力は十分。A〜C列は見上げる角度がきつい
  • 予約:ネット予約は上映2日前の0時から。シネマポイント会員は3日前の21時から
  • 混雑:IMAX向けの話題作は休日に8割ほど埋まる
  • 上映前後:EXPOCITYで食事・買い物。万博記念公園・太陽の塔まで歩いて行ける

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