鳥取砂丘と砂の美術館|砂漠ではなく、巨大な砂浜を歩く
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鳥取砂丘と砂の美術館|砂漠ではなく、巨大な砂浜を歩く

砂漠というより、目の前に現れるのは海まで続く巨大な砂浜だ。

名称

鳥取砂丘/鳥取砂丘 砂の美術館

場所

鳥取県鳥取市

滞在時間の目安

砂の美術館と砂丘で2〜3時間

料金

砂丘は無料。砂の美術館は一般800円・小中高生400円

砂丘観光リフト

大人 片道300円・往復500円

公式サイト

砂の美術館

  • 鳥取砂丘は砂漠というより、日本海に沿って広がる巨大な砂浜。最大の見どころは高さ約47mの「馬の背」
  • 砂の美術館(第17期は「砂で世界旅行・スペイン」)から砂丘へ歩いて下り、帰りはリフトで上へ戻れる
  • 靴には砂が入る。風が強い日は、舞った砂が顔に当たって痛いほどになる

砂漠ではなく、海まで続く巨大な砂浜

鳥取砂丘の全景
奥の盛り上がりが馬の背。稜線に人が点のように並んでいる

鳥取砂丘と聞くと、砂漠のような風景を想像する人もいるかもしれない。実際に立ってみると、印象はむしろ「とてつもなく広い砂浜」に近い。広い意味での鳥取砂丘は東西16km、南北2.4kmにわたり、日本海に沿って続いている。

写真や映像で見慣れた場所でも、実物の砂の丘は、想像よりはるかに大きい。なかでも目を引くのが、砂丘の中心にそびえる「馬の背」と呼ばれる砂丘列だ。高さは約47m。斜面に取りついた人の小ささが、そのまま丘の大きさを物語る。

馬の背の斜面
連休中は、馬の背の斜面から稜線までびっしりと人が並んでいた

登り切ると、反対側は一気に日本海へ開ける。丘の上から見下ろす海と砂浜が、鳥取砂丘でいちばんの景色になる。

馬の背の上から見た日本海
馬の背の上から

砂の美術館は、砂像のスケールに圧倒される

砂の美術館の入口
入口の看板も砂像

砂丘のすぐそばにある砂の美術館は、砂と水だけで作った彫刻を展示する美術館だ。展示のテーマは期ごとに入れ替わる。第17期(2026年4月24日〜2027年1月3日)は「砂で世界旅行・スペイン」。ガウディの没後100年にあたる年で、サグラダ・ファミリアをはじめ、スペインの歴史と文化が砂像になっている。

サグラダ・ファミリアの砂像
展示の中心にあるサグラダ・ファミリア

砂で作られているとは思えないほど、砂像は大きく、細部まで彫り込まれている。写真で見るのと、実物を前にするのとでは迫力がまるで違う。建物の塔の装飾や人物の顔のしわまで、すべて砂で表現されている。

屋外の砂像
屋外にも砂像が並ぶ。人物の表情まで彫り込まれている

美術館から砂丘へ下り、リフトで上へ戻る

砂の美術館を見終えたら、そのまま砂丘のほうへ歩いて下りられる。美術館と砂丘をひとつながりで回れるので、両方を見ても2〜3時間あれば足りる。昼過ぎに着いても、日のあるうちに十分回れる。

帰りは、砂丘の入口から上の「砂丘センター見晴らしの丘」まで、砂丘観光リフトで戻れる。スキー場によくある、あのリフトだ。大人は片道300円、往復500円。

見晴らしの丘から見た砂丘と日本海
見晴らしの丘の展望フロアから。手前の建物がリフトの乗り場

見晴らしの丘はお土産売り場と展望フロアを備えた施設で、上からは砂丘と日本海を一望できる。

砂丘の周りには広めの駐車場があるが、連休中はそれでも混み合う。大型連休には臨時駐車場が設けられ、そこからシャトルバスで砂丘まで行ける。連休に車で行くなら、臨時駐車場とシャトルバスの情報を事前に確かめておきたい。

靴と風への備え

砂丘ではかなりの距離を歩く。スニーカーで行くと、靴の中にはほぼ確実に砂が入る。脱ぎやすいサンダルのほうが、歩いたあとの始末が楽になる。

なお、駐車場には足洗い場がある。子供連れにはありがたい設備だ。

もうひとつが風だ。日本海に面した砂丘では、強い風が砂を巻き上げる。訪れた日は、舞った砂が顔に当たって、少し痛いと感じるほどの風だった。目や口に砂が入るのを防ぐ手立てがあると安心できる。

鳥取・島根を旅するなら、一度は立ち寄りたい

鳥取・島根を旅行する人に薦めたい。鳥取砂丘は、山陰でもっとも名の知れた観光地のひとつで、実物を見る価値はある。隣の砂の美術館とあわせれば、半日で山陰らしい景色と、ここでしか見られない展示の両方に触れられる。

一方で、砂の上を歩き、丘を登ることになる。歩く距離と、風や砂を覚悟できる人向けの場所だ。

実用メモ

  • 回り方:砂の美術館 → 砂丘へ下る → 馬の背 → 砂丘観光リフトで見晴らしの丘へ戻る
  • 滞在時間:美術館と砂丘で2〜3時間
  • 料金:砂丘は無料。砂の美術館は一般800円。リフトは大人 片道300円・往復500円
  • 駐車場:砂丘周辺に広めの駐車場あり。大型連休は臨時駐車場とシャトルバスが用意される
  • 足洗い場:駐車場にあり
  • 混雑:連休は駐車場・美術館・馬の背とも混み合う
  • 持ち物:砂が入っても困らない靴(サンダルが楽)。風が強い日は砂よけになるもの
CULATIVE編集室
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